主桁架設
誉田橋は、94年前(昭和5年3月)に架設された小野市内の県道に架かる橋です。
歴史ある橋梁ですが、老朽化と道路幅員の狭さ等の理由から、今回の架替工事のとなり、そのⅠ期工事として、仮橋の架設工事を行っています。
そして、2月16日(金)、その仮橋の主桁架設の日を迎えました。主桁架設は、家を建てる時の「棟上げ」のようなもので、工事全体の中で最も主要な工程と考えます。
早朝から100t級クレーンの搬入・組立を行い、9時過ぎからいよいよ桁の架設開始です。1本1本慎重に架設を行い、精度はミリ単位です。
タイムスケジュールを確認し、少し焦りがある時にも、「安全第一でいこう」と声掛けを行いながら、架設作業が進み、予定通り、正午前には、8本の主桁架設が完了しました。
今回の桁架設は1スパンだけで、全体の3分の1です。
この調子で、残り2スパンも安全かつ良質施工に努め、完工につなげていきます。