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3月5日に兵庫耐震学研究センターに見学


兵庫県三木市にある独立行政法人 防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター E-ディフェンスに、

実大5層制振構造建物の震動台実験一般公開があり建築部全員が見学してきました



 建物の中に建物が造られており
 まるで巨大プラモデルを見ているようです



建物を揺らす装置も巨大すぎて
言葉がでません
  日時:平成21年3月5日(木)
  14:30〜15:15 実験棟内入場
  15:30 加振
実大5 層制振構造建物の震動台実験
(独)防災科学技術研究所では、「実大5 層制振構造建物実験」と称し、E-ディ
フェンス震動台を用いて、制振ダンパーを有する鉄骨造建物の大地震下での
性能を検証する震動台実験を計画しています。
試験体は、実大鉄骨造建物に制振ダンパーとして鋼材・粘性・オイル・粘弾性の
順に加振実験ごとに設置します。
本公開実験の対象は鋼材ダンパーです。また、コンクリート床スラブ・鉄骨階段・
ALC 外壁・カーテンウォール外壁・間仕切り壁・ガラス窓等も設け、できるだけ
実状に近い建物となるように計画されています。
大きさは右図に示すように、長辺方向2 スパン12m、短辺方向2スパン10m、建物
高さ約16.8m であり、試験体総重量は約580t となっています。
試験体は、いずれのダンパーにおいても1995 年兵庫県南部地震においてJR 鷹
取駅構内で記録された強震記録(JR鷹取波)の入力に対し、層間変形角が1/100
以下となり、かつ柱・梁が弾性限以下となるように設計されています。
実験ではこのJR 鷹取波が入力されます。
試験体には約1300ch(E-ディフェンスでの実験としては過去最多)のセンサーを
試験体に取り付け、地震時の様々な挙動を計測します。
 
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